ロウソクの炎は宇宙ではなぜ丸くなる？ – 実験で確かめよう！

ロウソクの炎は地上では上に伸びる形をしていますが、宇宙では丸くなることが知られています。その理由を理解するために、実験を行いました。

今回の実験では、レーザーシートを使って空気の流れを可視化し、炎の周囲の気流を観察しました。地上では、炎が発する熱によって周囲の空気が上昇し、新しい酸素が下から供給されるため、炎は縦に伸びる形になります。しかし、無重力環境では対流が起こらず、酸素が均等に供給されるため、炎は球状になります。

また、マイクロフレーム（微小な炎）を作る実験も行いました。小さな炎を発生させることで、対流の影響を抑え、宇宙での炎に近い状態を再現しようとしました。この実験を通じて、炎の形が周囲の環境に大きく影響されることを実感することができました。

このように、炎の形の変化を観察することで、気流や重力の影響について学ぶことができます。今後も、宇宙環境の不思議を実験を通じて探究していきます！